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スペイン生まれの精巧で愛らしい磁器人形「リヤドロ」


リヤドロ(Lladro. リャドロ)とは、スペインで生まれたブランドです。
リヤドロは名前で、リヤドロ家3兄弟により20世紀半ばに創業されました。

「ポーセリン・アート」と呼ばれる、精巧で愛らしい磁器人形(フィギュリン)で知られ、その独創性や美しさと相まってスペインだけでなく、世界中の人たちに愛されています。

1955年、バレンシア市内に店を出して成功し、58年には同市近郊タベルネス・ブランケスに工場を新設してそこを拠点としました。





どうですか?
こちらはリヤドロから発売されているミニーとミッキーです。
お色味はもちろん、しなやかで美しいフィギュアとなっております。
大きさは縦18センチほどとなっております♪





リヤドロのセカンドライン「NAO」も登場♪


1968年には価格を抑えたフィギュリン製品のブランド「NAO」も設立します。
そして1969年、のちにポーセリン・シティと呼ばれる施設の一部が完成します。「NAO」の代表作の一つ、「悲しきピエロ」も発表をされました。


リヤドロとはまた雰囲気が変わって、優しいお色味のフィギュアとなっております。
花びら一枚一枚を丁寧に、手作業で作っておりとても繊細で美しいです♡
こちらの作品は白雪姫ですが他のプリンセスもプリンセス以外もございます。





リアドロもナオも人間のフィギュアの製作を得意としていて、こういったディズニーキャラクターと一緒になっているフィギュアも販売しています。

表情が柔らかく、一緒にいるディズニーキャラクター達も楽しそうにしていますね♡
今にも動き出しそうな、しなやかなつくりとなっております。









続いてはリアドロのものづくりについてご説明いたします。




リヤドロのものづくりは、より芸術性を高め新しい時代へ


1999年には磁器と宝石・金を合わせた「レジェンド・コレクション」を発表し、2003年にはリヤドロ兄弟から子女らへの経営交代が行なわれました。

リヤドロの製法は、創業時から続く手作業による分業が基本です。
デザイン・彫刻・塑像・絵付・釉薬・焼成の各部門の高度な技を併せて、質の高い製品が作られます。工程をいくつかご紹介していきます。




☆企画

まずは彫刻家がデッサンを描き、絵付師と共に色彩を決定して目指す製品のスケッチが作られます。


☆原型づくり

彫刻家がクレイモデル(粘土原型)を作り、各部を分割してそれぞれ石膏で型をとりマスターモデル(親型)を製作。この分割の作業は原型が製品となった際の再現度を高める為に非常に重要な工程です。

リヤドロでは分割を多くすることで、原型と近い精緻な仕上がりを生み出しています。この作業がリヤドロの品質の秘訣となっています。

☆型作り

そしてマスターパーツからは鋳込み型が作られ、それに特製の粘土液を注入して乾燥後、組み立て作業へ入ります。

☆組み立て

パーツ接着は粘土液を用い、塑像師がヘラ・刷毛・筆等で原型を忠実に再現します。

リヤドロ伝統のアイテムである花は手びねりで花びらの一枚一枚から作られます。また、レース部分は、実際の布を使用しているのではなく、これも磁器でできていて、布に粘土液をのばして、レースの柄を写し取るようにして作られています。
この2つの技法はリヤドロの技術力を物語る、フィギュリンの代表的な技法と言えます。

☆磨き作業

組み立て後は、磨かれて継ぎ目やムラが消され、1日以上乾燥室へ。
その後、絵付師により絵付され、検査を受けて合格品に窯印が入れられます。

施釉そしてスプレーにより透明釉薬が施され、1350度の高温で24時間近くかけて焼成。最後の検査を経てようやく製品が完成します。




リヤドロ製品の装飾やデザイン


リヤドロの器種は人形が主流ですが、そのほかにも初期の陶花(造花)・花瓶等をはじめ、彫像・置物(オブジェ)・プレート(飾り皿)・オーナメント(飾り物)・時計・装飾品・酒器・茶器・灰皿・照明・鏡・小物皿・ベル・チェスの駒等もあります。

装飾初期の陶花、マイセンやセーヴル風の色絵磁器花瓶、絵付なしの白磁やそれに浮彫が入ったもの、リヤドロ独自の淡彩色絵磁器やそれらに金銀彩を施したもの、原料の配合を変えて土のぬくもりを表現したグレス磁器等があります。

デザイン人形では神話・物語の神や登場人物に、庶民や動物等の様々がモデルとなっており、人魚やフラメンコダンサー・雛人形・五月人形・力士・仏像等もあります。

その表情や造形表現は、写実的で硬質なものからメルヘンチックで柔和なものまでがあります。

器物等では古代ギリシャ風の連続紋等が用いられた新古典主義式、中国明清代風の龍や草花紋、日本の伝統的紋様を意識したもの等があります。




リヤドロの代表作


リヤドロの技術を集大成させた特製人形シリーズ「ハイポーセリン」、土物陶器の素朴さを磁器で表現した人形シリーズ「リヤドロ・グレス」、磁器に宝石・金を加えた「レジェンド・コレクション」等があり、各作品の名づけも愛らしく、味わいがあります。




いかがでしたでしょうか?
以上で、リアドロの歴史と、その愛らしい人形たちの製造方法をご紹介を終わります。

これからのシーズンにぴったりなお上品で豪華なフィギュアたち。頑張ったご自分へのご褒美にされてはいかがでしょうか?
この記事を読んで少しでも興味を持っていただけたら幸いです。